ドイツの鉄道は結構しっかりしている?!
今日は、ドイツの鉄道事情についてお話しします!
やっぱり日本人としては、日本の鉄道は世界一だ!と思う人は結構いると思います。
実際、ぼくも日本にいる時はそう思っていました
時間の正確さや、技術、快適さなどですね
しかし!
ドイツに来てから約1カ月が経ちましたが、正直、ぼくにとってはドイツの鉄道の方が良いと感じています笑
その理由は5つ!
1. 本数が多い!
え?東京の山手線とかの方がすごいでしょ?
と思っているあなた、ドイツもすごいんです!
ベルリンやフランクラフトなどの都会は、もちろん東京のように1,2分間隔で地下鉄や路面電車が動いていますが、ドイツの場合、地方都市でも5〜10分おきに来たりします。
僕の住んでいるボーフムは、規模でいうと宇都宮や山梨くらいの人口30万都市ですが、通勤通学ラッシュには普通に5分おき(平日)に運転しています
地方都市なのにこの間隔はすごいですよね!
そして、時刻表には書いていませんが、ドイツは深夜も動いている!
つまり、24時間営業です
24時間動いているのは地下鉄や路面電車などに限られますが、深夜でも1時間に一本は必ずあります
終電を気にしなくて良いなんて...
2. いたるところに鉄道網がある!
(写真 U-Bahn)
ドイツでは通常の鉄道に加え、U-Bahnと呼ばれる地下鉄とSTBという路面電車があります
この2つが、とにかくどこにでもある!
これもまた地方都市の話になってしまいますが、人口30万人の都市に地下鉄なんて、日本では考えられませんよね?
100万人都市でやっと、という感じです
でもドイツにはいっぱい!
ちょっと見づらいですが、この路線図だけでボーフム市内になります
各都市の中央駅(Hbf)を中心に東西南北様々な地下鉄、路面電車が走っているわけですね!
3. 分かりやすい!
まず、地下鉄や路面電車には、快速というものがなく、全て各駅停車なので、どれに乗れば良いか迷うことはありません
また、通常の鉄道であっても、日本では快速、通勤快速、特別快速、急行、特急、新幹線などたくさん種類がありますが、
ドイツでは、各駅停車(S-Bahn)と快速(RE,RB,VIA)、特急(IC)、新幹線の4種類しかありません
これは僕の住むノルトラインヴェストファーレン州の鉄道路線図(新幹線、地下鉄、路面電車は別)ですが、この路線が全てなので、どの電車に乗れば良いかがすぐに分かるようになっています
例えば、Bochum HbfからDüsseldorf Hbfに行きたい時は、S1かRE1,RE3のどれかに乗れば良いわけです!(新幹線や特急でも行けます)
4. 時間が正確!
時間の正確さで日本に勝てる国はもちろんないと思いますが、ドイツだって負けてはいません!
今週デュッセルドルフ行った時の話ですが
電光掲示板に"wenige Minuten später"の文字が!
訳すと「ちょっと遅れてるで!」ってことです
ちょっとってどれくらいなんだ笑
不安になりつつもホームで待っていると...
なんと予定時刻の2分後に到着笑
本当にちょっとだった笑
これも含めて、僕はまだドイツの電車がすごく遅れている状況に出くわしていません
地下鉄や路面電車に関してはほぼ時間通りです
言ってしまえば、人身事故や機械トラブルなどが少ないのはむしろドイツの方かもしれませんね
5. 車内が充実している!
(写真 REは2階建が多い!)
ドイツの鉄道では、新幹線はもちろん、快速電車であっても軽食が食べれる食堂車があります
そして、自転車文化のあるヨーロッパでは当たり前ですが、自転車専用車両はもちろん、座席は全てリクライニングになっています
さらに、ほとんど全ての車両にトイレも付いていたり!
言っておきますが、これは新幹線だけではないのがすごいですよね...
快速電車でも日本の新幹線や特急と同じように充分に快適な旅を送れるわけです
このように、ドイツの鉄道は、みなさんが思っている以上にしっかりしています
もちろん、遅れる時はありますし、ゴミが落ちている時もあります
ただ、日本でもそれは感じていることなので、総合的には、ドイツの鉄道の方が僕は良いなと思いました...
みなさんが訪れた国の鉄道事情やそのほかご意見などありましたら、コメント欄からどうぞ!
また、ドイツの鉄道の乗り方や切符の買い方などは別の記事で詳しくご紹介したいと思います!
それでは!^ ^